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2020/12/13 12:48

あなたなら電動キックボードと電動スケートボード、どっちを選ぶ?
( Which should we chose Electric Kick Board or Electric Skate Board? )
現在日本でも電動キックボードの利用環境が少しずつ緩和されてきています。今までは公道で利用するのは難しい状況でしたが、道路交通法の特例措置で特別な特区を設け、実証実験として走行許可する動きがみられてきています。国もマイクロモビリティの活用について一定の将来性を認め、少しづつ社会実装への試行を始めた、、という状況です。とは言っても、まだどこでも使っていいわけではなく、特区は非常に限られた地域ですので、日本全体で言えば、まだまだ公道で利用できない状況なのは間違いない。この国の動きは電動キックボードに絞られているようですので、電動スケートボードは対象外となっているように思います。電動スケートボードはマイクロモビリティというよりは、スポーツやアウトドアのレジャーモビリティの感覚が強いのではないでしょうか。ですのでキックボードは公道OKだが、電動スケートボードは公道NGとなってくる可能性は非常に高いのではと思っています。

公道利用においてどっちが危険度が高いんだ?
どう見てもキックボードの方が安全性は高そうだ。(写真ではそう見える。でもヘルメットくらいはした方がいいのでは。。。)
車道を走行するとなると、迷惑をこうむるのは自動車のドライバーたちでしょう。ちょろちょろ複数のライダーが走行してくるとたまったものではなさそうだ。走行レーンを分けることはやはり必要なんじゃないか。電動キックボードは手軽に街中を移動するには便利であることは確か。電動スケートボードよりは一般人にとってもバランスもとりやすくで安全面で安心できそうですので、割と普及するかもしれません。

電動スケートボードの優位性
電動スケートボードはハンドルがないのは見ればわかりますが、これがないことが大きな優位性でもあるのではないか。
キックボードは両手(ないしは片手。少し危ないですが)が常にふさがってしまう為、走行中に他事ができない。それに対して電動スケートボードは両手及び上半身がフリーであり、ダイナミックな動きが可能です。この点を考えると、スケートボードレースやスピード競争においては非常にスポーティでスポーツアクティビティ向けに進化が進むのかもしれません。個人的には電動スケートボードでのコースレース等、非常にエキサイティングで魅力的です。(海外では結構メーカー主催でやってるようですが)。場所(コース)の確保がやはり一番の課題でしょう。

オフロードでの電動スケートボード
最近ではオンロードの電動スケートボードだけでなく、オフロードの電動スケートボードも人気が出てきています。こうなってくるとアウトドアアスレチック的な利用が楽しめるようになってきます。公道はもういいよ、僕らは野外レースを楽しむから・・ということになってきます。マウンテンバイクや、オフロードバイクレース等で利用される野外コース、まただった広い道なき広野においてオフロードレースを楽しむ方法も可能です。こういった方向にシフトしてくる可能性もあります。オンロードとオフロード、いずれにしてもスポーツアクティビティとして電動スケートボードは伸びる可能性を秘めていると思います。

通勤で電動スケートボードを利用する
海外のユーザーは通勤で電動スケートボードを使う人が多いようです。海外は結構規制が緩和されているのか、道路で利用するYoutube動画等を良く目にします。うらやましいですが日本ではそうはいかない!やっぱり通勤で使いたいですよね。でも日本の狭い道路事情もありますが、歩道を走行すれば間違いなく歩行者からにらまれますし、かと言って公道を走行すれば自動車の邪魔ですし、自分も危ない。中々通勤で使うとなると余程条件がそろわないと使えないですよね。。残念ながら。(でも条件揃っても法律上は公道NGですからご注意)
田舎道や山道や余程自動車が走らないような遊休道路を探し出して、無理のない範囲で走行するのが今のところの選択でしょうか。

まとめ|
以上、つらつらと書きましたがご参考になれば幸いです。